※注意 本記事はウマ娘プリティダービーSeason2のネタバレを含みます。
目次
いやぁもうアニメSeason2も折り返しとは、早いものですね
ということで早速6話の感想もろもろ(妄想もあるよ)をどぞー
最多記録更新!1話でなんと3レース消化
ということでいつもよりもあっという間に感じた6話
それもそのはず描かれたレースの数も今までで一番多い3レース
ということでそれぞれ紹介します
宝塚記念
メジロパーマーの記念すべきGⅠ初勝利となったレース
冒頭でマックイーンが会長に報告していますが、マックイーンもこのレースへの出走を予定していました
菊花賞
テイオーとマックイーンの物語と並行して進んでいたミホノブルボンたちのクラシック戦線
日本ダービーはすっかり飛ばされてしまいましたが、ミホノブルボンをストーカーし追いかけ続けたライスシャワーがついにその目標を達成したレース
このクラシック戦線はもっと細かく描かれると思いましたが、さくっと終わっちゃいましたね
有馬記念
史実では「馬鹿コンビによる馬鹿コンビのための馬鹿有馬記念」と言われるほど、メジロパーマーとダイタクヘリオスの逃げ馬コンビが観客を沸かせたレース
Season2で活躍するウマ娘たちが多く出走しているので、6話のレースの中では一番長い時間が割かれていましたね
感想&気になること
授業いつもレース格付けの話だなぁ
ちゃっかり今回の話で登場する宝塚記念と有馬記念の説明ですね
天皇賞春でテイオーの脚が前に出なかったのは、距離適性だけでなくケガの影響もあったのかもしれませんね
やはり坂路トレーニングの負荷があったのか...
02-990
あれ、この車に車いす乗るのかな?折り畳みできるのか
マックイーンもさらっとトレーニング中に骨折で全治6か月の報告
本来であれば主人公2人の離脱は大変な事態ですが、今回のSeason2はその悲しさをストーリーの谷にしないところが個人的には好きです
しかしやはりウマ娘は勝ちたいという本能が備わっているんですね。サイヤ人みたい
「あれっ!?トレーナー??」
史実でのこのレース、メジロマックイーンの骨折で肩を落としていたメジロ牧場関係者の方々はパーマーの応援に来てなかったとか
それが元ネタだとしても、パーマーのトレーナーは奔放で応援に来ない性格とか、そういった悲しい理由じゃない設定であってほしい
ヘリオスとのライバル関係を語るパーマー
2週目になると、この辺が今回の話のキーワードになってるんだなぁと気づきますね
情熱大陸はじまたw
「坂路の申し子」というのは、実際の競走馬ミホノブルボンの愛称ですね
にしてもVol.122って、それほど取り上げられたウマ娘がいるのか...
そしてその放送を見てたテイオーの後ろにある張り紙
(´;ω;`)
目標を見失ってしまったテイオー...この後どうなるのか...
やっと名前が出ましたライスシャワー!
「あのトウカイテイオーさん」という言葉からも、テイオーのすごさをミホノブルボンも分かったうえで自身の努力でそれを超えるという宣言
そしてそれに対して無言で宣戦布告するライスシャワー
ミホノブルボンはライスシャワーが自分に近づいていることにしっかり気づいてたんですね
おハナさんかっこよすぎかよ
1期の時もそうですが、スピカトレーナーが悩んだりしたときにはそばにおハナさん
普段はそっけない素振りをしていますが、同僚の様子をしっかり気にかけてるおハナさん素敵です。(スピカトレーナーのこと好きだろこれ)
「夢は形を変えていく」
これは重要なキーワードですよね
注目の菊花賞
ついにミホノブルボンを追い越したライスシャワー
マチカネタンホイザも頑張ったすごい!(ターボ並みの感想)
勝利したライスは、観客の三冠が達成されなかった落胆の声を背に無言で去っていきます
もちろんライスも努力した結果の勝利なので、その勝利を祝福する声がないのはちょっと悲しさを感じますね
毎度ですがアイキャッチ画像いいですよねぇ
自身の走る意味について葛藤するテイオー
ゲートでお尻を痛めたというのは、史実のレースでも実際に敗因として挙げられていたようです
バカ爆逃げコンビが大活躍の有馬記念。宝塚に続いてGⅠ2勝目となるメジロパーマー
ネイチャはしっかり3着
詳しくはこちら
ウマ娘で競馬を知ろう!-第9回 ナイスネイチャ-
[注意]この記事はアニメのネタバレを含みます。 目次1 第9回はナイスネイチャ2 GⅠで勝てないブロンズコレクター?いやいや実はすごいんです3 競走馬たちの普段の生活4 一人と一頭の物語 涙があふれま ...
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4話でダイサンゲンが左下のヘリオスと同じように倒れ込んでいましたが、体力も使い切って全力で走った結果ですよね
となると、最後にパーマーに見せた笑顔は勝利をつかむ友に向けて振り絞ったものだったんでしょうね
スピカのメンバを見ることで走る意味を見つけさせようというトレーナーのリーダー大作戦
某上島さんの喧嘩し始めたように見せかけてキスするやつ
これにはリーダーも赤面
この地図で目的地にたどり着けとは、なかなかの高難易度ミッション
本格的な筋力トレーニングもしているということは、ケガは治っているのでしょう
とすると、道中のバスで声をかけてくれたファンの方も薄着だったので、春先ぐらいになっているかもですね
このアニメは健全です
「これからは私があなたの目標に、走る理由になってさしあげます」
もはやこれはプロポーズなのではないか
ともあれ無事次の目標を見つけることが出来たトウカイテイオー、よかったよかった
そしてそれに合わせてEDのラストを変えるニクい演出
アニメスタッフは我々を泣かすという業を背負っているようです
駆け足だった6話、しかしその真意は...
と、テイオーがケガだけでなく精神面の挫折から無事立ち直ったわけですが
最初に観終わったときの率直な感想
「えっ!?なんかいろいろずいぶん巻きで話がすすんじゃったなぁ」
それもそのはず、以下の年表に6話の期間を追記したところ
こんな感じで一気に史実の半年以上の期間を進めちゃったんですね
しかもその間にテイオーのジャパンカップやミホノブルボンたちの日本ダービーなど、今までのペースであれば取り上げていたであろうGⅠレースが省略されてるんです
そりゃあ駆け足に感じるのうなずけます
さて、となるとなぜこの話でここまでペースを上げたのでしょうか
あくまで個人的な推論ですが以下の2つの理由があるのではないかと考えています
理由1.テイオーの心情に合わせた体感時間の演出
今までの話では、キャラクターの心情に合わせて演出している構成がいくつかありました
前回のマックイーンのゴールだけを見るという気持ちが、セリフにはなっていませんが態度などで表現されていた点など
つまり今回の駆け抜けも誰かの心情に合わせた演出なのではないかと
誰かというのはもちろんこの話の主役であるテイオー
テイオーが目標を見失い気が抜けていた時期は、周りの物事が目に入っていなかったのではないでしょうか
結果、ラストの温泉で目標を見つけるまでのテイオーの体感時間がそのまま物語の進捗速度として表現されているのではないか、という仮説です
理由2.93年有馬記念が最終回じゃない
先ほどの年表で見ると、5話までのペースでテイオーの出走するレースを一つずつ取り上げて話を構成したとすると、おそらく13話でちょうど引退前の有馬記念まで話が進むペースだったのではないでしょうか。
もちろん今までの話では、史実をかなり忠実に表現しているので、Season2はif展開が無いのでは?とも感じていました
しかし6話にきてペースが上がり、結果あと7話で史実上のテイオーの残りは1レース、明らかにテイオーのレースだけで構成するにはレース数が足りません
それはつまり
93年の有馬記念がSeason2の最後のレースではないということではないか、という仮説です
1期13話の通り、ウマ娘世界では有馬記念の後にテイオーは引退せず、その後のウィンタードリームトロフィーに出走しています
史実の引退後であればオリジナルの展開を作りやすい
しかも今回の話でテイオーとマックイーンの再戦はほぼ間違いなく描かれる展開となっています
そう、今回の急ピッチな構成やEDのラストが置き換わったところなどは、まさに史実ベースからif展開に向けたスイッチとしての役割がこの6話に込められているからではないでしょうか?
と、まぁほんとおさみんの勝手な妄想を並べさせていただきました
とはいえ、ウマ娘だからこそできるif展開というのがこの世界の持ち味だとおもうんですよね。1期のスズカ然り
今までの話でも十分満たされておりますが、最終回に向けてどんな展開になるかより楽しみにさせていただきます!
放送後にこれを仕込んで笑わせにくるスタッフ陣はさすがです