レースを盛り上げるファンファーレ
みなさん、ウマ娘プリティーダービー楽しんでますか?
おさみんも日々強いウマ娘を目指して育成を繰り返す日々を続けております
ある程度育成に慣れてきても、重要なレースの時にはやはりドキドキしますよね
特にレースタイトルからゲートに入るまでのシーンは、現実の競馬さながらのファンファーレとともに気持ちが盛り上がりますよね!
ゲーム内のファンファーレの種類も豊富ですので、スキップすることが多くなったトレーナーさんも、たまにはファンファーレに耳を傾けてみると面白いと思いますよ
ちなみに私が競馬のファンファーレと聞いて思い浮かぶのは
やはりこの中山競馬場のGⅠのファンファーレ
競馬に詳しくなかったときは、ファンファーレはこれしかないと思っていましたが、競馬場やレースの種類によって全部違うんですよねぇ
いやぁーどのファンファーレもこう、ワクワクしてきますね!
そういえば、この競馬のファンファーレってどうして演奏するんでしょうか?
中央競馬でのファンファーレの発祥は、日本短波放送(現・ラジオNIKKEI)が中央競馬実況中継の放送にてレース発走のタイミングが場内の音声のみでは分かりづらい事から、1959年にエドゥアルト・シュトラウス1世「テープは切られた」をファンファーレとして流し始めたのが始まり。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ファンファーレ_(競馬)
なるほど、ラジオ向けの出走合図として曲が流されたのが始まりなんですね
ちなみにこれは日本の競馬特有の文化だそうで、発祥の地イギリスなどの海外競馬ではファンファーレが流れないことの方が多いそうです
ウマ娘で同じレース名でもファンファーレが違う理由とは?
ウマ娘の中で使用されているファンファーレはすべてオリジナルとなっており、現実のファンファーレとは異なります
レース名は基本的に現実と同じ名前になっていますが、ファンファーレが違うというのは何か理由があるんでしょうか?
あくまでおさみんの妄想と巷での噂を元にその理由を考えてみようと思います
理由① 現実とは異なる別世界だから
ウマ娘の世界観は、現実の競走馬の名前と魂を受け継いだウマ娘たちが別世界で活躍するというものです
ウマ娘たちの世界では、馬という生き物が存在しない設定です
そのため、現実の「有馬記念」というレース名も、ウマ娘世界では「馬」の漢字の下の点が2つだけになっています(漢字の成り立ちから点は足の本数を表しているので)
こうした別世界という設定を明確に表現する手法の一つとして、ファンファーレは違うものにしているという意図があるとすると、開発陣の世界観作りの深さに感激ですね
理由② 楽曲の権利の問題!?
こちらは現実的な理由になりますが、そもそも競馬で使用されているファンファーレの著作権的な問題で使用できない可能性も考えられますね
というのも、ファンファーレには当然作曲された方がいて、その方が著作権を持っています
で、先ほど挙げた中山競馬場のGⅠレースの作曲者は
ドラゴンクエストなどのBGMを作曲されている「すぎやまこういち」さんが作曲者なんです
で、これは噂なんですがすぎやまこういちさんは結構楽曲の利用についてはシビアなようで、特に作曲した競馬のファンファーレについてはゲームでの使用を認めていないらしいです(参考までに公式サイトで著作権についてのインタビュー記事がこちら)
そのため、ウマ娘に限らずほかの競馬ゲームでもファンファーレは現実のものとは異なっているらしい
1つの例外を除いて
言わずと知れた競馬ゲームの大御所「ダービースタリオン」
このゲームは実際のファンファーレを使用しているんです
これも噂ではありますが、実はこのダービースタリオンの制作陣とすぎやまこういちさんは長く交流があるようで、このゲームに限っては楽曲の使用を認めているとかいないとか...
とはいえ実際にこうして使用できている事実がある以上、他の競馬ゲームにはない何かがダービースタリオンにはあるんでしょうね
ということで今回は競馬のファンファーレについてご紹介しました!
この記事で現実の競馬にも興味が湧いたウマ娘トレーナーさんがおりましたら、ぜひこちらの「ウマ娘で競馬を知ろう」の記事をご覧いただければと思います!