へぇい
おさみんだぜぇい
ウマ知ろ第4回!後編は永遠のライバルウオッカとダイワスカーレットの競走馬の物語を紹介していくぜぇい
それぞれのデビュー、そして初対戦
デビュー前の調教の時点からその実力が認められていたウオッカは、2006年のデビュー戦で余裕の勝利!
続く2戦目は2位と惜しい結果だったものの、3戦目にして早くもGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズへ出走
このときの相手は目下3連勝中で波に乗るアストンマーチャン
ってこの名前もおもしろいですよねぇ
しかし実力は本物、手綱を握るのは武豊騎手ということで1番人気となっていました。
そんな中ウオッカは、最後の直線で壮絶な追い上げからクビ差でアストンマーチャンに勝利!
これによりこの年の最優秀2歳牝馬に選出されます。
調子そのままにOPエルフィンステークスも勝利し、いよいよ2つ目のGⅠ牝馬三冠の初戦桜花賞に向けた前哨戦「チューリップ賞」に臨む...
しかしそこには、あの競走馬が立ちふさがったのだ...
ウオッカに少し遅れ同年にデビューしたのがダイワスカーレット
デビュー戦ではその血統の良さから人気を集め、それにこたえる勝利を収める
この後のOP中京2歳ステークスも勝利し、2連勝!
ウオッカ同様に幸先の良いスタートとなった
そしてこちらも桜花賞に向けチューリップ賞へ出走
ついにウオッカとの初対決となる
勝負はこの2頭が3着以下を突き放し最後まで競り合い、僅差でウオッカが勝利を収める(ウ 1:0 ダ)
やはり最優秀2歳牝馬は強い、しかし本番はGⅠ桜花賞
第2ラウンドは桜舞い散る阪神競馬場で行われた
つかめ牝馬クラシック 激闘の始まり
前走で勝利をつかんだウオッカが1番人気、ダイワスカーレットは3番人気となった
最終コーナーまではお互い先行の位置につけ、機をうかがう展開
そして最終コーナーからダイワスカーレットが抜け出しラストスパートをかける!
ウオッカもそれに続きダイワスカーレットを猛追するも、ダイワスカーレットが逃げ切り初のGⅠ勝利となる(ウ 1:1 ダ)
こうなるとファンの期待は牝馬クラシック2戦目オークスでの対戦
しかしダイワスカーレットはこのとき風邪を患い出走を断念
対するウオッカはオークスではなく日本ダービーの出走を決定
日本ダービーは牡馬の勝利数が多く、牝馬は64年もの間勝利できていないレース
しかしウオッカはこのレースを見事に勝利し、快挙を達成する!
桜花賞で傷がついた名前を見事復活させたのである
その後、復活したダイワスカーレットと秋華賞で第3ラウンドとなる
この勝負はダービー後調子を落としていたウオッカを振り切る形でダイワスカーレットが勝利し二冠を獲得(ウ 1:2 ダ)
第4ラウンドは有馬記念
ウオッカは人気投票1位、ダイワスカーレットは4位で臨んだこのレース
結果はダイワスカーレットが2位、ウオッカはなんと11位で決着(ウ 1:3 ダ)
そしてこの年の最優秀3歳牝馬はダイワスカーレットが選出され、ウオッカにとっては悔しい年になってしまう
ウオッカの復活 そして最終決戦
翌年、海外遠征後に調子を戻してきたウオッカは、GⅠ安田記念を勝利し次に狙うは天皇賞(秋)
一方けがにより春から5か月休養していたダイワスカーレットも復活戦を天皇賞(秋)に定めていた
そしてこのレースが最終決戦となる
スタート直後先頭に躍り出たダイワスカーレット
ウオッカは先行やや後ろに位置どります
そしていよいよ最後の直線
ダイワスカーレットは依然トップで逃げ切りの体制
猛追するウオッカ
残り100mを切りいよいよ並ぶ2頭
そして...
最後の最後までぎりぎりの勝負となり、長時間の写真判定の結果
ハナ差2cmでウオッカが勝利!(ウ 2:3 ダ)
通算では負け越したものの、ダイワスカーレットに一矢報いることができたのである
その後ダイワスカーレットは二度目の有馬記念を勝利後、けがが発覚しそのまま引退
ウオッカはGⅠで3勝を挙げ2010年に引退
それぞれ競走馬として輝かしい成績を残したのであった
いやぁいわゆるスターホースと呼ばれる強い競走馬が台頭するだけでわくわくしますが
それが同じ年代でライバルともいえる関係となればより周囲の応援にも熱が入ったことでしょう
私が競馬に興味を持ったのは最近なので、ぜひ今後この2頭のような競走馬が生まれ、ファンを沸かせてくれることを祈るばかりですねっ!
でわでわ次回もお楽しみに!
ばっば~い
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