[注意]この記事はアニメのネタバレを含みます。
どうも、おさみんです。
ウマ娘で競馬を知ろう!第2回
サイレンススズカの後編、さっそく始めてまいりましょう~
サイレンススズカの物語
さて、サイレンススズカの競走馬としての活躍を紹介していきましょう
4歳でレースにデビューし、初戦は勝利したものの1年目ではGⅠで目立った成績を残すことができませんでした。
しかし、ほかの競走馬と比べて成長が遅れていることもあり、2年目での飛躍に期待されていました。
そして2年目第1戦の「バレンタインS」
ここでサイレンススズカは武豊騎手とともに、通常の逃げよりも大きく後続を突き放す(大逃げ)のスタイルで見事勝利!
そこからは破竹の勢いで連勝します
このあたりはアニメでチームスピカに加入するきっかけになったスタイルの変更のモチーフになっているかもですね
そして迎えた初のGⅠ、宝塚記念
天皇賞を勝利しているエアグルーヴやメジロブライト(ウマ娘にはなっていない)という強力なライバルとの対戦
結果は2位に3/4馬身まで詰め寄られるも逃げきり、ついにGⅠ初勝利を手にする。
その後は天皇賞(秋)の前哨戦となる毎日王冠に進むが、そこでも強力なライバルが立ちふさがる
無敗の4連勝でGⅠを勝利したグラスワンダー
そして、無敗5連勝のエルコンドルパサー
この2頭は外国産の競走馬のため、当時のクラシックレースに出場できないこともあり、この毎日王冠でサイレンススズカと頂上決戦をしようという、まさに挑戦状!
これはアニメ6話の後半で再現されていますね
結果はこれまたサイレンススズカの逃げ切り勝ち!
まさにサイレンススズカがこの世代のトップに躍り出た瞬間ともいえるでしょう
悲劇 沈黙の日曜日
そして迎えた天皇賞(秋)'98
強力外国産馬2頭を破り登場したサイレンススズカは、成長もピークを迎えまさに敵なし
当然の一番人気でだれもが2位にどのくらい差をつけて勝利するのか、という期待でいっぱいだったでしょう
いざレース開始
期待通りにどんどんと後続を突き放すサイレンススズカ
第三コーナー手前では2位に10馬身差の大幅リード
だれもがスズカの勝利を確信したそのとき...
第4コーナーで故障により急にペースを落としそのままレースを中断
原因は左前脚の手根骨粉砕骨折
その後回復困難という診断から、安楽死という結末を迎えることになります...
そしてこのレースは、実況にもある「沈黙の日曜日」という表現で、競馬ファンの心に残る出来事となります
私の夢は...
天皇賞(秋)'98でサイレンススズカに騎乗したのは武豊騎手でした
天皇賞(秋)、武豊
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そう、この記事でも紹介したが
翌年の天皇賞(秋)'99は、スペシャルウィークと武豊騎手が奇跡の復活劇で勝利を収めたレースである
このレースの後、武豊騎手はこうコメントしたという
「サイレンススズカが背中をおしてくれた」と
そして同年の宝塚記念
そう、サイレンススズカが最後に勝利したレースから1年
レース開始前の実況にて杉本清アナウンサーが伝えた言葉
「あなたの夢はスペシャルウィークかグラスワンダーか」
「私の夢はサイレンススズカです」
「夢叶わぬとはいえ もう一度この舞台で ダービー馬やグランプリホースと走ってほしかった」
その夢を叶えたアニメは素晴らしい
サイレンススズカは、今も私たちの夢をのせて誰も追いつけない場所を駆け抜けているに違いない
では今回はこのあたりで
ちょっともう一回アニメ10話見てくる
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