今回はトレーニングの上昇値について整理してみようと思います
現時点では上昇値の詳細は公開されていないので、あくまでサンプルを元にした参考情報である点、ご留意ください
先に今回の結論で行くと、以下の計算値であればサンプリングした値に近しい結果となりました
トレーニング計算式
(基礎値+パラメータボーナス) × (1+成長率) × ((1+やる気)×(1+やる気効果アップ①+やる気効果アップ②…)) × (1+(友情ボーナス①+友情ボーナス②…)) × (1+(トレーニング効果アップ①+トレーニング効果アップ②…)) × 人数補正
とはいえ個人でのサンプリングで母数も少ないので、参考までに
今後また更新すると思います
では今回の調査の仕方を簡単にまとめます
まずはトレーニングの基礎値
トレーニングの上昇値に補正がかかる要素は以下の通りです
補正要素
・育成ウマ娘の成長率
・やる気
・トレーニングに登場したサポートウマ娘のサポート効果(友情ボーナス、やる気効果アップ、トレーニング効果アップ、パラメータボーナス)
つまりこれらの補正が発生しない状況で、Lv1からLv5の上昇値を見ればトレーニングの基礎値がわかります
今回はスピードの成長率補正のないマヤノトップガンで確認してみました
サポートカードはすべて固有ボーナスがないRのLv1を使いました
こんな感じで、スピードトレーニングの場合スピードの上昇はLv1で10、Lv2で11、Lv5で14といった具合
で、ここで気になるところが1つありました
それがこちら
どちらも前述した補正は一切かかっていない状態
にもかかわらずスピードの上昇値が右の方が1多いです
違うところでいうと
トレーニングにきているサポートウマ娘の人数
そう、おそらくサポート効果に特に記載がなくても、サポートウマ娘の人数に応じた補正があるとみてよいでしょう
なるほど、これなら複数人の友情トレーニングが大きく伸びる理由も納得ですね
補正効果から計算式を考える
まずは先ほど挙げた補正要素を見ると、パラメータボーナス以外はすべて%で表記されています
つまり、単純に考えるのであればそこに記載された%の数値分割り増しされていると考えられそうですね
式にしてみると
<計算式仮説1>
基礎値 × (1+成長率) × (1+やる気) × (1+友情ボーナス) × (1+やる気効果アップ) × (1+トレーニング効果アップ) × 人数補正
で、パラメータボーナスについては「1」といったように%表示ではないです
これは上記の計算式の結果に+1ということであればあまりにも効果が小さいです
となると基礎値に加算されていると考えるのがよさそうです
<計算式仮説2>
(基礎値+パラメータボーナス) × (1+成長率) × (1+やる気) × (1+友情ボーナス) × (1+やる気効果アップ) × (1+トレーニング効果アップ) × 人数補正
こんな感じでしょうか
ここで気になるのはやる気効果アップのサポート効果です
やる気効果というのは絶好調であればトレーニング効果が20%増えるといった補正を指していると思います
とすると、その効果がアップするということは、やる気効果の補正に対してさらに補正が加わると考える方がよさそうな気がします
とすると
<計算式仮説3>
(基礎値+パラメータボーナス) × (1+成長率) × ((1+やる気)×(1+やる気効果アップ)) × (1+友情ボーナス) × (1+トレーニング効果アップ) × 人数補正
だいたいこんな感じ
さて、じゃあ先ほどのマヤノトップガンで試しに計算してみましょう
サポートのRタイキシャトルはLv1で補正のあるサポート効果は友情ボーナス5%のみ
で、さきほどの式に当てはめると
(13+0) × (1+0) × ((1+0.2)×(1+0)) × (1+0.05) × (1+0) × 人数補正=16.38
端数切捨てとすると、人数補正込みでだいたい値はあってそうですね
友情トレーニングと人数補正
次に考えるのは友情トレーニング時の計算式と人数補正について
まずは友情トレーニングですが、もちろん登場したウマ娘の数に応じて上昇値が多くなるのでそれぞれのサポート効果は加算か乗算されているはずです
となると考えられるパターンは以下の2通り
加算パターン
基礎値 × (1+成長率) × ((1+やる気)×(1+やる気効果アップ①+やる気効果アップ②…)) × (1+(友情ボーナス①+友情ボーナス②…)) × (1+(トレーニング効果アップ①+トレーニング効果アップ②…)) × 人数補正
乗算パターン
基礎値 × (1+成長率) × ((1+やる気)×(1+やる気効果アップ①)×(1+やる気効果アップ②)…) × ((1+友情ボーナス①)×(1+友情ボーナス②)…) × ((1+トレーニング効果アップ①)×(1+トレーニング効果アップ②)…) × 人数補正
まあ実際にいくつかのパターンで計算してみましょう
で、まぁExcelとにらめっこした結果、今回のサンプルの場合は加算パターンの方が値が近しい結果になりました
左のパターン
(14+0) × (1+0) × ((1+0.1)×(1+0+0)) × (1+(0.5+0.5)) × (1+(0+0)) × 1.1=18.6
右のパターン
(14+0) × (1+0) × ((1+0.2)×(1+0+0+0)) × (1+(0.5+0.5+0)) × (1+(0+0+0)) × 1.15=21.1
他のパターンでもいくつか計算してみたところ、人数補正については1人当たり5%ほどの増加になっているようです
そう考えると友情が出ていないときも、単純に人数が多いトレーニングをしっかりやるのも大事になりそうですね